GMAT Sentence Correctionの概要説明及び必要最低限のgrammar knowledgeをprovideします。日本の予備校ではgrammar知識で押しまくる方法が大流行中ですが本番高得点は取れないでしょう(これは率直にlecturerの責任です)。実際予備校でGMAT Grammarなるものを教わったが思うように点数が取れなかった方が非常に多いと思います。
文法知識を使って解く問題はinternational向けに作成されている英語問題です。日本の受験英語やTOEFL/IELTSでは単純に文法を正しく運用できるかどうか、という能力は測定されますが、GMAT (SATもですが)のSC sectionはnative向けに作られているgrammarですのでそもそも全くapproachが異なります。我々に “に” “を” は助詞だな、という概念が無い(薄い)のと同様にSC受験者 and 作成者にもそのような概念はありません。驚くかもしれませんがnativeの中には、おそらくGMAT SC受験者の中にもhe playsのplayになぜsがつくのか説明が出来ない方もいるでしょう(にも関わらず高得点は取れるのですが)。
皮肉にも無理やりgrammarで解こうとしている受験生の方が多いのが現状かと思います。
難易度低い問題になればなるほど文法の知識で解ける問題は増加しますが難易度が高くなれば高くなるほどその割合は激減します。文法知識で解こうとすると説明に大きく矛盾が生じ始めますので正解は選べません。
そもそもの前提として文法知識を利用して解くsectionではありませんのでご注意ください。我々は優秀なnativesに近い感覚を持っていますので彼らがどのようにapproachをかけてくるのかlectureします。
対策と概要
文法知識に頼らないとすると一体何に頼るのか?と言われるともちろん英語力に強く依存することになります。だからこそTOEFL/IELTS scoreとGMAT scoreに強い相関性が現れます。
そもそも前提としてGMAT Grammarなるものは存在しません。
日本語の文法も試験によって変化する、と言うことはあり得ないと思います。Googleしていただければ理解できると思いますがSATと言う大学院ではなく大学向けの試験でもGrammar sectionはありますがSAT Grammarなるものは日本でのprepで行われていません。一体なぜGMATだけこんなことになっているのでしょうか…?
60: First and foremost, if you say something wrong, you can say correct thing and to solve the misunderstanding.
80: First of all, because young people do not have enough experience and knowledge, they feel everything fresh and interesting.
100: First, microwave has made cooking much easier and faster without decreasing the quality of food.
105: To begin with, face-to-face communication helps us avoid miss communication that often happens in other types of communication.
110: First and foremost, by using E-mail or telephones, employees can communicate with their bosses more promptly regardless of each other’s physical distance.
Verbal Prep Strategyで引用させて頂いた5本を再度引用させて頂きます。80-100点レベルの方の英語はGMAT SCでは全て誤答とされている英語表現になっています。非常に端的に言うとgrammar自体は合っていますが、英語のレベルが低いんですね。Awkwardな表現でnativeからはまず好まれません。まず出発地点として、自分で正しいと思って書いている英語表現がSC選択肢の誤答に該当してしまうような表現を行なってしまっている時点で高得点を狙うのはあまりにも非現実的です。第三者が書いたより高度な内容/表現の判定をGMAT SCで行うことになりますが自分の英語表現の判定も正しく行えていない、と言う状況の場合GMATの対策ではなく英語力底上げに時間を投資しましょう (ここではどのように英作文を組み立てるのか、と言うprocessはlectureしませんのでご了承を)。
生徒を見ている感覚として105を実力で越えられている方のWを拝見させて頂くとSCで誤答と言われるレベルの表現の数が100レベルの方と比較すると明確に減少します。GMAT SC prep自体は大体平日1 hour 休日 3 hour程度捻出できれば2-3ヶ月で十分完了しますし、覚えなければいけないことはほんの僅かです。
GMAT SCは問題レベルをLow/Intermediate/Highの3 groupに大雑把に分類すると
Low Levelの問題であれば文法の知識でほぼ100%潰すことは可能です。
Intermediate Levelになると大体文法の知識を利用すると正答率が5-60%程度まで落ち込んでくると思います。
上位3割に分類されるであろうHigh Levelの問題では文法知識を先行させると、正解できたとしても運or本当になんとなくでしか正解できないと思います(少なくとも2020年現在のGMAT SCでは)。以下に説明する文法事項を無視して正解を選ぶことになりますので高い英語力が必須になります。
予備校等で既に授業等を受けている方もいらっしゃると思います。皆さん口を揃えて言うのが予備校で配れる問題は解けるが、prepや本番ではかなり厳しい。と感想を頂きます。私が把握している限り現時点ではGMAT grammarなる不思議なもののlectureを受けている方が多いと思いますがそれらは全てlow level中心の問題が選抜されているriskが非常に高いのでご注意ください。
GMAT SCの概要説明としてはGrammar Knowledgeは率直に言ってしまうと最低限必要条件にはなりますが高得点を狙いたい場合はあまり役に立ちません。日本人の方達が思い浮かべるようなGrammar問題は出題されません/Approachしませんのでご注意ください(そのような問題はnativeはいとも簡単に解けてしまいますからね)。
すでにGMAT SCの知識をある程度所有されている方は、GMAT Official Guide Advancedから3 questionsを意図的に選ばずにpickしましたので解いてみると良いでしょう。自信を持って正解は選べないと思います。
#1 Since the 1930s aircraft manufacturers have tried to build airplanes with frictionless wings, shaped so smoothly and perfectly that the air passing over them would not become turbulent.
- wings, shaped so smoothly and perfectly
- wings, wings so smooth and so perfectly shaped
- wings that are shaped so smooth and perfect
- wings, shaped in such a smooth and perfect manner
- wings, wings having been shaped smoothly and perfectly so
#2 A study of children of divorced parents found that ten years after the parents’ divorce, children who had been under six years of age at the time of the settlement were not preoccupied, nor even very curious, about the reasons that led to their parents’ divorces.
- not preoccupied, nor even very curious, about the reasons that led to their parents’ divorces
- not preoccupied with, or even very curious about, the reasons for their parents’ divorce
- neither preoccupied, nor even very curious, with the reasons that led to their parents divorce
- neither preoccupied with the reasons that led to their parents’ divorces or even very curious about them
- neither preoccupied with the reasons that their parents divorced nor even very curious about it
#3 When Medicare was enacted in 1965, it was aimed at the prevention of a catastrophic illness from financially destroying elderly patients.
- at the prevention of a catastrophic illness from financially destroying elderly patients
- at being a preventive against catastrophic illness financially destroying elderly patients
- at preventing a catastrophic illness from financially destroying the elderly patient
- to prevent a catastrophic illness financially destroying an elderly patient
- to prevent elderly patients being financially destroyed by a catastrophic illness
上3つの正解は上から順番に
2
2
3
になります。が殆どの方はunsureでしょう?
私の意見ではなく単純に客観的なdata reportをさせて頂くと難易度は明らかにGMAT>SATです。SATも難しいですがGMATとTOEFLを足して2で割ったような難易度ですかね。ここ数年間のSAT高得点者(GMATでだいたい650以上としましょうか)の中でもTOEFL105を割っている方はほんの数名です。
対策としてはネットの情報に惑わされずに真面目に英語力を可能な限り高める事、が最も良いprep方法です。
Grammar
GMAT SCを学ぶ上で最低限抑えておきたいgrammar knowledgeになります。
Past VS Present
Will/WouldやCan/Could等のpast tense present tenseの判定を行う問題が出題されます。厳密にwouldは…等の意味を覚える必要はGMAT SCにおいては不要です。WouldはWillの過去形ですがそれだけではなく不確実性が増す場合would/could/might等助動詞を過去形にします。現在/過去という単に時間軸を表すだけでなく、微妙なニュアンスな違いを伝えるためにwill/wouldを使い分けます。
Can you open the window?よりはCould you open the window?の方が丁寧と昔教わったことがあると思います。これもcouldだから丁寧、というわけではなく、不確実性が増している結果丁寧なニュアンスになる、という説明の方が正しいです。窓を開けてください、ではなくてもし窓を開けれたら開けてください、といった方がニュアンスが丁寧ですよね?
I will buy the new book.
I would buy the new book.
これも下の分は過去を軸としている訳ではなく、新しい本を買う確率が上の文よりも低いことを表します。
If VS When
上のpresent/pastにちょっと似ています。If はconditionをreferする一方でWhenはtimeの概念をreferします。そんなことは知っとるわ、と言われてしまいそうなのでもう少し補足をするとIfはpast tenseのようにニュアンスとして不確実性が増す一方でwhenは確実性が増します。
When/If the expenditure is larger than profit, the company is in deficit.
When/If the expenditure is larger than profit next year, the company would go bankrupt.
上記の場合上はwhen下はifがpreferされますね。ここまでで勘が良い方は理解できると思いますがGMAT SCで狙われるうちの一つが合っている/間違っていると言う浅い文法知識ではなくニュアンスです。
Command verbs
文脈的に要求/命令する時のみ、命令形の動詞 (command, require, order, propose, recommend etc….)は以下(主にthat節)に動詞の原形 formatを用いることが可能です。これは恐らくニュアンスとして命令文調になるからでしょう。ただし原形になっているから正解/原形になっていないから不正解と言う判定は行えませんのでご注意ください。原形の動詞が出てきても驚かないように、程度の認識で問題ありません。余談ですがWriting (essay等)では難しいですね。私の感覚では原形にしなくても問題はないでしょう。 解答自体に影響は出ませんので勿論これらの動詞を覚える必要もありません。
The teacher proposed that students should be diligent.
とshouldを落としてbeとなることがあります。
If/ Whether
Whether is strongly preferred when it refers to …かどうか.
Ifでも…かどうかと言う用法で使える、と習った方がいらっしゃると思いますがNGです。Ifでも可能は可能ですがinfromalなのでifはconditionalの時のみ利用する方が厳密には正確です。こちらも同様に正誤判定を決定できるほどのpowerは持っていません。
Not preferred: I am not sure if he is an actor or not.
Preferred: I am not sure whether he is an actor or not.
倒置
否定的なword (not, only, never, hardly, scarcely etc…)で始まる場合疑問文の語順になります。これは超優秀なnative friendsに念のため聞きましたがformalな表現、と言うことでした。ただし正誤自体に影響は原則与えませんので、どのような単語が来ると倒置が起きるか…と覚える必要性はありません。以下のように疑問文formatになっていても驚かないでね、程度に認識しておけばokです。 Writingの場合そもそも倒置が起きるような書き方をするのはNGなので避けましょう。
Not Preferred: I have never taken such a difficult examination.
Preferred: Never have I taken such a difficult examination.
完了系
流石にGMAT SC Levelの受験者には説明不要かと思いますが完了形かどうか、の判定は出題されます。そしてこれは正誤に影響を与えます。Since/For/Already等とは相性が良いので組合せで出ることが多いです。勿論それらを伴わないものも出題されますのでこれも覚えなくてokです(GMAT SCで覚えなければいけないgrammar知識、は殆どございません)。
- Since 1986, no one has broken the world record.
- This country has enforced strict immigration laws for thirty years.
- She has already woken up when the alarm rang.
Double Negative
日本語で言うところの2重否定、と言うgrammarですね。使いません。間違いではないですがsuspiciousです。
There are hardly no chocolate doughnuts left on the tray.
GMAT takers have never achieved a high GMAT score without intense preparation.
とはどちらも言いません!(わかりにくいですよね?)勿論作文でも使ってはいけませんよ。
Who/Whom
死語になってきていますのでreadingでもあまり見かけないと思いますがwhomはSCでは登場します。端的に区別の説明をすると修飾対象にactionが向けられて入ればwhom.修飾対象がactionを行なっている場合はwhoを用います。
The teacher who is wearing a blue jacket has a good sense of humor.
この場合関係代名詞以降の句の動作を行なっている(青いジャケットを着ている)のは主語のteacherですね。したがってwhoを用います。
Teachers whom I like best have a good sense of humor.
この場合関係代名詞以降の句の動作を行なっている主語はteacherではなく私です。私が好き、と言うactionがteacherに向けられていますのでwhoではなくwhomが厳密には正解です。
One of whom I met yesterday was an actor.
上記のように目的格がfitするplaceにはwhoではなくwhomを用います(もちろんinformalです)。上記の場合one of themが正解でone of theyとは言いません。従ってここにwhoをplaceする場合whoではなくwhomになります(目的格と言うんでしたっけ?)
ここまでがgrammar knowledgeとしては前菜で徐々にメインの項目へ移行させます。
Construction
説明の前に以下3文どこかにerrorがありますので読んでみると良いでしょう。丁寧に読めばdetectすることはそれほど難しくはないと思います(読んでいてん?となると思います)。
#1 A biologist working in the field of genetic engineering and involved in the controversy surrounding human cloning.
#2 I wake up, having slept for the four shortest hours of my life, and I crawled to the shower then my brain began to function.
#3 The latest statistics released by the Department indicate that the produce prices rose rapidly last month, despite a generally weakening economy, some analysts contend that the economic slowdown in the euro zone and in Asia will stem the rise in commodity prices, reducing inflationary pressure in the United States.
わかりましたか?解答ですが以下の赤い修正部分になります。
#1 A biologist working in the field of genetic engineering and involved in the controversy surrounding human cloning.
#2 I wake up, having slept for the four shortest hours of my life, and I crawled to the shower, and then my brain began to function.
#3 The latest statistics released by the Department indicate that the produce prices rose rapidly last month, despite a generally weakening economy, but some analysts contend that the economic slowdown in the euro zone and in Asia will stem the rise in commodity prices, reducing inflationary pressure in the United States.
どの文章もSV構造に欠陥を抱えています。
1stはandが不要ですね。andをここに置いてしまうとandの前に動詞がありませんのでstructureが壊されます。
2ndの場合はthen以下にSVが現れていますがthenは接続詞ではなく副詞になりますのでandをplaceしてあげないとstructure errorがおきますね。
最後に3つめですがThe latest statistics released (SV)…. some analysts contend (SV)とSVが二つあるにも関わらず間に接続詞がありませんのでここにも接続詞をplaceする必要性がありますね。
上記3つのようにsentence structureに関する問題が出題されます。ほぼ全ての問題がSV構造に関して接続詞が必要であるにも関わらず落とされている、と言うパターンになります。Grammar判定を行う場合はかなり強力(正誤に影響を与える)なのですが、これだけ大きいgrammar errorであっても接続詞を省略していているが正解、と言う問題が存在しますのでご注意ください(だからgrammar approachは使えないのですがね…)。
Comma
CommaのusageをeliminateすればGMAT SCの難易度は半減します。それほどに影響を与えるgrammarになります(微妙なnuanceに影響しますので)。
まず1点目の利用ですが、sentence 接続詞 sentenceとsentenceとsentenceの間に接続詞をplaceする場合。その接続詞が FANBOYS (for, and, nor, but, or, yet, so), commaを接続詞の前にplaceしなければいけません。Butの前に必ずcommaをplaceすると思います。Missingしているとgrammar errorとしてcountされますのでご注意ください。とはいえGMAT SCはgrammar問題ではありませんのでこの点commaのusageはかなり適当になっていますが…これは単なる形式的な利用でさほど重要ではありません。
より重要になるのは以下のusageで、説明の前に次いで2つの文の違いを考えてみてください。
The lost hikers, who had come from New York, found shelter in a cave.
The lost hikers who had come from New York found shelter in a cave.
違いは単純にwho-New Yorkをcommaで挟んでいるかどうか、になります。 Commaで句が挟まれている文章を頻繁に見かけると思います。
Commaの用法としてcommaで挿入をすると挟みこまれた句がnon-essentialである、というニュアンスを伝えることが可能になります。つまり#1の場合はlost hikersがnew yorkからきているかどうか、という情報はここではあまり重要ではない。ということを意味しています。一方で#2の場合はlost hikersがnew york出身であるということが重要、ということを意味しています。例えば文脈でNew York出身のhikers達が何人か亡くなっていた、等のinfoが前後で示されていれば、lost hikers達がnew york出身であることはおそらく重要、と読み取れますので#1ではなく#2が正しくなります。
Commaの用法としてはFANBOYSのように区切りを表すことor non-essentialであるということをimplyすることしかできませんので, whichの非制限用法なるものがある、と学生の頃教わったことがあると思いますがこれは間違いですのでご注意ください。
Crime has recently decreased in our neighborhood, which has led to a rise in property values.
例えばこれですね。, whichで前の文全部を受けて、今回であればwhichはcrimからneighborhoodまでを受けることができる(非制限用法)と教わっていると思いますがこれは文法的には誤りです。
GMAT SCだから…ではなくTOEFL/IELTSでも絶対にNGです。英語は日本語よりもspecificなので漠然と何かを受ける/指すということができません。余談ですがTOEFL 105以上の方達になると(IELTS W 7.5) commaを正しく利用できている傾向があります。110を越えている方はかなり高い確率で上手に利用できており、100 levelの方達のwritingには挿入としてのcommaはあまり見かけられません。(私も含めて)誰かに教わったことがある訳ではないはずですが、英語力が高い人はより多く英語に、commaの用法にexposeされている、という単純的な理由で利用できるのだと思います。
Semicolon
Semicolonを利用される or されたことがある方はあまり多くはないでしょう。
Semicolonのfunctionとしては Semicolons are used to closely tie the two sentences.
というものがあります。こんな感じで利用されますね。
On the test, Lucy got a 90; this grade raised her final average.
“, and”にかなり近いニュアンスを持っています。colonの場合は挿入になりますのでsentenceを挿入することは不可ですがsemicolonの場合sentenceとsentenceを繋げることになりますので、sentenceではなく前後にSVが無い不完全な句がplaceされている場合はgrammar errorになります。 若干casualなtoneになりますのでformalなusageではありません。ので、あまり見かけることは少ないと思います。
もう一つのfunctionがlistingの際に利用することがあります。通常のwritingではまず利用しないでしょうね。もちろん私もありません。2つのものを単純にlistする場合はA and Bですね。3つになるとA, B, and Cになりますね。これにsub-categoryがつく場合にsemicolonを利用します。例えば
Mike met Allen, a carpenter from Boston; Jones, a pediatrician from St. Louis; and Jonathan, an airline pilot from New York.
赤文字が青文字を修飾していますね。MikeはBoston出身のAllenとLouis出身のJonesとNew York出身のJonathanに会ったという意味になっていますがこれをsemicolon無しでcommaで繋ぐと
Mike met Allen, a carpenter from Boston, Jones, a pediatrician from St. Louis, and Jonathan, an airline pilot from New York.
となってしまいぐちゃぐちゃになりますので意味が取りにくくなります。Semicolonはlistingする際に綺麗にorderする為にgroupingの区分として利用されることがありますので覚えておきましょう。
Colon
Colonまでふつーに利用できるレベルのかたはTOEFL/IELTS Levelを越えてきているので自然と利用できる方は非常に少数になるでしょう。Grammar的にはcolonの後にはsentenceもnon-sentenceもどちらもplaceすることが出来ます。Colonは様々な場面で利用することが可能でありformalなのでessay等にも利用されます。
厳密な定義は:
A colon calls attention to the words that follow it. It is used to introduce a list, add an appositive, or quotation (要するに句をintroduceできるということ). In addition, colons are used to explain or summarizes the first sentence. Colons can introduce both a sentence and clause.
になりますが数学で言うところの “=”とほぼ同意義です。
In his work, Tom uses at least five kinds of saws: table saw, radial-arm saw, keyhole saw, coping saw, and jigsaw.
例えば上の場合は5このsawsとは何かの説明をlistingすることで行っていますね。この場合はcolon後にSVが見られませんので句がplaceされていますね。
During vacation, Marty must have set two world’s records: He slept 15 hours out of every 24 and consumed more than two pounds of pretzels a day.
2つ目の例文の場合は:後にSVのsentenceがplaceされています。Functionとしては前の文の説明を行っています。
GMAT SCではgrammar的な判断をcolonのusageで求めることは原則ありませんのでcolonの意味は…と覚える必要はありません。=的に使うこと。sentence and non-sentenceどちらの利用もできることを抑えておけば十分です。Colonはbutのように逆説的な意味で利用することは出来ませんのでcolon前後のmeaning flowが変わる場合にcolonを利用する場合は選択肢から外すことになります。
Dash
Dashを運用できるかたはTOEFL/IELTSは受験されないと思います。Dashの用法としては強調する際に、readerのattentionを引く際に利用します。使い方としては文中であれば, ,のように—ABC—とDashで挟み込む。start or endであればABC—DEF.とDash後にperiodでcloseされます。SVがくることも句がくることも可能ですが頻度としては句がくることの方が多いかな?という印象を受けます。上級者のessayには高い確率で登場しますね。引用させていただくと例えば
The foundation of good improvisation and songwriting is simple: understanding the musical key in which a song is played—knowing the scale, the chords, the harmonies, and how well (or unwell) they work together—is essential.
のように利用できます。(引用元:https://www.law.uchicago.edu/news/their-own-words-admissions-essays-worked)
上記の場合は赤字の箇所をこの書き手は強調したかった、というニュアンスをconveyすることが可能になります。Dashに遭遇した場合は身構えなければいけません。判別方法は文脈的に強調すべきかどうか、という一点に集約されてしまう為colonやcommaとの区別をgrammar面から判断することは不可能になります。
Agreement
GMAT SCのgrammar のmajor branchの一角になります。頻出中の頻出で2題解けば1題には含まれる可能性ありです。
まずは代名詞のAgreementですね。理由は後述しますがこれは非常に強力で利用できれば一撃で誤答を落とすことができる非常に貴重なgrammar knowledgeになります。地味ですが。
The library put their collection of rare books on display.
上記の文でどこにerrorがあるかdetect出来ますか?正しくは
The library put its collection of rare books on display.
になりますね。(its= itの所有格)
Even though the mountain peaks are among the highest in the world, it had no snow on it last summer.
こちらも
Even though the mountain peaks are among the highest in the world, they had no snow on it last summer.
が正解になります。今回はpeaksをreferしますのでitではなくtheyが正解です。
they系統は複数名詞のみをreferすることができる一方でit系統はsingle noun限定です。これはWritingでも同様で漠然とそれ、を示すことは出来ませんのでこのruleは絶対です (GMATでもWritingでも、です)。
It/Theyのsingle VS pluralが圧倒多数を占めますが指示語系は全て丁寧にdouble checkをおこなわなければいけません。とは言っても
Japanese marine resources can be worth mining as far as the environmental pollution there can be addressed.
と出題すると難しいですね。正解は
Japanese marine resources can be worth mining as far as the environmental pollution in the region can be addressed.
になります。thereでは何処?となりますので誤りです。これらの問題のように代名詞が何を指しているか?の対象がagreeしているかどうかをcheckさせる問題が出題されます。
ついで2点目が主語と動詞のagreementになります。こちらもしょぼいですが非常に重要です。代名詞と同様に原則一撃で誤答を落とす威力を持っています。
Each of the old books are expensive.
The delivery of today’s newspapers and magazines have been delayed.
Half of the water are polluted by the chemical.
By 4 o’clock, all the bushes had been pruned, and the grass was watered.
Measles have killed a lot of people.
どの文にも誤りがありますがいかがでしょう?
Each of the old books is expensive.
まず一つ目ですがeach/everyは受験レベルでも有名でsingle扱いしますのでsが必要になります。
The delivery of today’s newspapers and magazines has been delayed.
このtypeは特別知識は不要になりますが修飾される場合、verbは大元のnounにagreeさせますので今回の主語はthe deliveryでsingle扱いになりますね。
Half of the water is polluted by the chemical.
これはちょっと怪しい人もいらっしゃると思います。Fractionを表現の場合 (some, ..%, two-thirds..a part of, a majority of…等)原則verbはfractionの対称にagreeさせます。今回で言えばwaterはsingle扱いになりますのでwaterにagreeさせてsingle扱いさせます。
By 4 o’clock, all the bushes had been pruned, and the grass had been watered.
これは時制のagreementが崩されていますね。Sentence内 or sentence間において時制は原則統一させて表現させることになります。Verbのagreementで難易度が高いのはこの時制のagreementになります。何故か?GMAT SCの場合この微妙な時制のズレを取ることをrequireする問題がありますが、これはgrammarの知識では潰せません。今回の問題の場合特別前後の文において時制をずらした方がbetterとは判断できませんのでこの場合原則ruleに乗っ取って時制は統一させて表現します。
Measles has killed a lot of people.
もう一つ好まれてはいませんが100 questions程度解くと一問程度は遭遇すると思います。これもsingular/pluralのagreementを狙っていますが少し特殊ですね。
vocabには単数だが複数扱いするものが存在します。progress等でしょうか。
- liquids (milk, water)
- abstract ideas (advice, chaos, motivation)
- powder and grain (rice, wheat, sand)
- mass nouns (furniture, hair, transportation)
- natural phenomena (sunshine, snow, rain, weather)
- states of being (sleep, stress, childhood)
- feelings (anger, happiness, enthusiasm, courage)
- gas (oxygen, air)
上記に該当するものは原則単数で扱います。どのようなvocabが該当するか、覚え始めるとキリがないので興味がある方はこちらのサイト(https://ieltsliz.com/uncountable-nouns-word-list/)に山程乗っているので参照すると良いでしょう。覚えた方が良いですか?と言われると覚えなくて良いと思います。GMAT SCは知っている/知らないと言う知識系統の問題を好んではいないので、出題される確率が極めて低いのでinvestment/returnは非常に悪いです。
どちらかと言うとnews/Mathematics等sで終わるがsingle扱い or 文脈によりsingle or pluralの判断を迫る問題が好まれている傾向がありますのでこのような問題が出題される、とalarmをしておけば対処可能です。
Measles は病名ですのでsingle扱いになります。当然Measles と言うvocabを事前に覚えておく事は不可能ですが、このような問題が出ることを知っておけば対応は可能でしょう。
Noneに関しては少し例外です。
None of the students have done their homework.
None of the students has done their homework.
どちらも文法上は正解になりますので複数扱いor単数扱いは完全に文脈勝負になる良い例でしょう。
上記の例はどちらかといえば暗記よりも理解しておいてね、と言うtypeのものですが、GMAT SCにしては珍しく暗記しなければいけません。3つのみお願いいたします。
- Either A or B: agrees with B.
- Neither A nor B: agrees with B.
- A as well as B: agrees with A.
この3つは覚えましょう。動詞のformatをどちらのsubjectに揃えるのか、というknowledgeです。
例えば
Students as well as a teacher is in the meeting.
は誤りでas well as なので動詞のagreementは前半のstudentにさせます。したがって正しくは
Students as well as a teacher is in the meeting.
になりますね。
Parallelism
Agreementとほぼ同一のconceptになります。こちらも2問解けば必ず一つの選択肢には含まれている程頻出ですかね。少し異なるのはこちらは日本の英語教育で全面的に押し出されているようなthe grammar errorsとは少し毛色が異なります(特に比較系/並列系の構文で非常に多く見受けられます。こちらも非常に重要な項目ではありますが一撃で誤答と切りさることができるか?と言われるとnoですね(一撃で落とせるほど威力が高いgrammar knowledge/落とすことができないgrammar knowledgeがある基準等はapproach編でまとめて解説させていただきますのでここではskipします)。
Concept自体は非常に容易なtopicです。例えば非常に分かりやすい例で説明すると
I like skiing, hiking, to take pictures, and running.
はerrorですね。上記の分の場合どう考えても
I like skiing, hiking, taking pictures, and running.
と書くと思います。
なぜかと言うとparallel formatがbreakされているのでsentence integrityが損なわれている、と言う説明で伝わると思います(今回の例の場合若干ですが意味も異なります)。
並列構造を用いてwordsを並べる場合、並んでいる対象のformatを揃えること、そして並んでいる対象ができるかぎりclearになるようにparallelさせることが重要です。これはGMAT SCだけでなくもちろんwritingでも同様です。
例えば上記の問題ですがVery Easyだと思った方も居るでしょう?では
I like skiing, hiking, taking pictures, and running.
これでもまだあまりbueatifulなsentenceでは無いからimproveさせなさい、と言われるとできない方が大半でしょう。ここまでのレベルになると留学後 or application essayガチ書きレベルになりますので難しいと思います(文章自体は恐ろしいほどeasyですが)。
I like skiing, hiking, photographing , and running.
とした方が上記よりも更に綺麗ですね。3つのparallel formatの中で真ん中のみ taking photographとしてしまうとtakeのみverbが他動詞になりますので目的語を取らざるおえなくなります。一方hiking and runningは自動詞なのでtaking photograph としてしまうとcenterのみparallel formatを崩すことになりますのでphotographingと自動詞で綺麗に揃えた方が厳密にparallel formatが強くなりますのでmuch betterです。
今回の例の場合はphrase levelでのparallelを考えましたがよりbroadに句でも同様なことが言えます。分かりやすい例で言うと
They are worried about public opinion and about what the effect of the proposal may be.
上記の例文の場合明らかに赤い文字の箇所がnon-parallelになっていますね。前半は前置詞のみ、後半はwhatでSVを含んだ節がplaceされていますのでこれらのformatを揃える必要性があります。対処法としては2つで
They are worried about what public people may think and about what the effect of the proposal may be.
こうするとどちらもwhatからSVを含んだ節がplaceされますので上よりはbetterになります。これを更により良くすると
They are worried about what the opinion of public people may be and about what the effect of the proposal may be.
違いは?と言われるとwhat以下のformatもより正確にparallelされています。理由として動詞を変えたからですね。photographingの例でもありましたが日本語で言うところの他動詞/自動詞/be動詞には後に目的語が来るかどうか、だけではなくそれぞれ非常に大きな違いがあります (後述します)。
今回の例ではbe動詞で統一させてparallelをより強くしています。こちらの方がformatが綺麗ですよね?
当然もう一つの揃え方は前のparallel前のformatで統一さえても綺麗にformatができますね。その場合は例えば
They are worried about the public opinion and the effect of the proposal.
上記のようにしてもstructureを整えることが可能ですね。この場合どちらもSVを落とした名詞句を並列で並べています。
ただし上記の場合
They are worried about the public opinion and about the effect of the proposal.
と後半の名詞句にaboutを残してparallel構造をさせた方がbetterです。なぜかと言うとabout以下が並んでいると、並列対象を読み手によりclearに示すことが可能であることが理由です。
例えば
I want to play soccer and study English.
のようなparallel構造も
I want to play soccer and to study English
とtoを残した方が並列対象がclearになるのでbetterになります。
続いて比較におけるparallelもかなり出題頻度が高いです。比較対象のformatを揃える、というのは並列のparallelと同様にもちろん行わなければいけませんが、比較の場合formatだけではありません。例えば
San Diego’s harbor is reported to be more polluted than any city.
の比較文にはerrorが含まれています。何処がerrorですか?と言われると意味を厳密に捉えるとdistortされていることに気がつけると思います。今回比較しているのはSandiegoのharborが主語になっているのでSandiego harborと他のcityを比較するのはおかしいですね?Sandiego harborと他の街のharborを比較しなければいけませんので正しくは
San Diego’s harbor is reported to be more polluted than that of any city.
that=harbor, harborsの場合は(複数形の場合は)thoseとなりますね。今回の例の場合…thanと一目で比較とわかりますがよりindirectに比較されている場合も同様に比較対象を揃えないといけません。
Unlike most cars on the street, Ellie washes her Toyota car almost every week.
こちらも丁寧に意味をとるとawkwardであることに気がつけると思います。他の車と違ってエリーは…となりますので車と人の比較のようなnuanceになりますのでerrorになりますね。Car and carの比較を行いたい為正しくは
Unlike most cars on the street, Ellie’s Toyota car is washed almost every week.
とcarを主体にしてsentenceを組み立てることで比較のdistortionが回避できますね。
As VS Like
単純的なGrammarの知識を等問題も少数(10-20%程度の割合?)出題されますが残りの7-80%程度の問題はparallelismのsub-branchになります。まずは簡単なgrammarの知識ですね。
Likeは接続詞がありません。As/likeのcombinationでGMAT SCで出題される場合likeは99%前置詞扱いです。一方grammar的にはasは接続詞も前置詞も取れますね。
Likeはsimilar to、日本語で言うところの…のようなと言う容態のみで利用します。
Likeは接続詞になり得ませんのでlikeの後ろにSVがあればこれはgrammar的に間違いです。流石にこのレベルの問題(あまりに見え見えのgrammar errorで落とせる問題)は非常に低いrangeで無いと見かけませんが…流石にそんなこと言われなくてもわかります、と言う方もいらっしゃると思いますが確認のため載せておきます。
一方asは厄介でかなり多岐に渡りfunctionをします。特に接続詞の場合あらゆる意味をなすと受験の頃に教わった方がいると思いますが実際に利用されるasはかなり限られています。
まず前置詞でasを利用する場合ですが大多数の場合が “…として” と言うfunctionをreferする為に利用します。例えば
GMAT is regarded as the obstacle for international applicants.
のような場合もfunctionをreferしますね。前置詞でlikeのように…のようなと近いnuanceで利用したい場合はsuch asとsuchを伴う場合が通常です。
但しこれらのruleは破られる場合がありますので絶対ではありませんのでご注意ください。
前置詞として他に利用され得る場合は
Time (When) and Equation (比較)をreferする為にも利用されますね。as many as等の比較としてasが利用されることはご存知かと思います。
接続詞のWhenをasに取り替えることはgrammar的には可能です。可能ですが非常にrareで若干ですが…の時と言う単純にtimeをreferする、と言うよりは比較のニュアンスが強まりますかね。
それ以外の前置詞としてasが単独で利用される場合は90%以上が…としてとfunctionを表します。これはGMAT SCだからと言う訳ではなくてnativeがasを前置詞として利用する場合は通常そうなります。
但しGMAT SCの場合はasに関してそれほどsensitiveな問題は出題されておりませんので(2020年現在)such as, as many as (等の比較での利用)…としてと言うfunctionをrefereすると抑えておけば問題は無いでしょう。
As/Likeの判定でsensitiveかつmainのtopicはparallel絡みの問題になります。圧倒的にこちらが大半を占めます。
Asを接続詞で利用する場合の多くは
時間の経過を表し…つれていう意味で利用るするor likeの接続詞version/…のようにというsimilar toの意味をなします。どちらの場合も意識すべきはparallel formatになります。例えば
As a baby grew, its weight became larger.
上記の文章はerrorとされます。理由としてa babyとweightと前後においてsubjectにshiftがおきていますのでintegrityが損なわれています。上記の場合
As a baby grew, a baby became heavier.
とbabyでsubjectを統一させた方がintegrityが保たれます。他の接続詞でも同様か?と言われるとそれはcase by caseで残念ながら文脈次第になりますがsensitiveであるのはasのみなのでas以外の接続詞ではあまり気にされなくてokでしょう。なぜasでは気にしなければいけないの?と言われると潜在的にor間接的にですが比較を行なっている為、というのがそれに対するanswerになります。
もう一方が…のようにのmeaningですね。
As or Likeので狙われる場合、as or likeどちらをsimilar toで利用するとbetterか、という問題です。決定する方法は、上記と同様に原則parallelがいかに綺麗に取られているかにのみfocusを傾けることになります。例えば
Tom did well on the last math examination like Ken.
これはErrorとなります。TomとKenをword単位で比較する場合は違いが離れ過ぎていますね。結果的にKenがMath examに掛かっているように見えてしまうのでかなりawkwardになります。Endにlikeをplaceするのであれば
Tom did well on the last math examination like English one.
ですよね?この場合Tom didとparallelをとって
Tom did well on the last math examination as Ken did.
とします。Sentence and sentenceで綺麗にformatを揃えることでmeaningのdistortionも回避することが可能になります。では今回likeを利用したい場合はどうするか?best solutionは以下になります。
Tom, like Ken, did well on the last math examination.
これが一番bestですね。Tom didtpSVを通過させた後の場合はSVでparallelをとった方がintegrityが保たれます(意味合い的にもそうした方が綺麗に通ります)文頭にも持ってくることは可能ですが
Like Ken, Tom did well on the last math examination. よりは
As Ken did, Tom did well on the last math examination.
の方がbetterですね。なぜか?下の方がparallelが強いのでよりmeaningがclearに伝わりやすいから、というのがanswerになります。(KenのようにTomはした<KenがしたようにTomはした。)
但しここまで微妙な問題はSCでは出題されませんのでご安心を。出題されたとしても他に判断の要素を混ぜてくれている確率が高いです。
Modifier
Modifierは修飾関連の問題です。こちらも再頻出項目のうちの一つになりますね。
まず関係代名詞のwhereですが厳密にphysical placeを修飾する時のみに利用できます。Metaphorical place such as condition, situation, circumstance を修飾する際には利用はできません(ただしこの知識を振りかざすと痛い目に会う可能性がありますが)。したがってin which=whereは成立する場合としない場合がありますのでご注意ください: where to in whichはinterchangeableですがin which to whereはnot alwaysです。in whichの場合修飾対象に制限はかかりませんのでcondition等のnon-physical placeを修飾している場合はwhereへreplaceすることはできません。
関係代名詞から行きましょう。
まずは, whichなるものですね。日本で非制限用法なるもの、と教わったことがある方が多いと思いますが(私もです)このgrammarは間違っています。GMATだから…ではなく完全に誤りであると渡米後教授に指摘されました。関係代名詞ですが原則直前の名詞を修飾します。Commaのfunctionはcomma sectionにて説明させて頂きましたが、形式的に接続詞の前(厳密にはtherefore等の主語の前の挿入にも打ちますが)にplaceする場合or non-essentialとconveyする以外のfunctionは持っていません。非制限用法なるものは, whichの前全ての内容を受ける、例えば
Yesterday, our air conditioner broke, which caused a lot of noises.
の例文は, which以下が前の文章、昨日エアコンが壊れたこと。をreferしていますがこれは誤りになります。, whichはcommaのnon-essentialという意味合いを持っているだけでありその他の関係代名詞同様に直前の名詞のみを受けることはできませんのでご注意ください(少なくともsentenceを受けることは不可能になります)。
GMAT SCの場合厄介になることが関係代名詞の修飾先の判定を行うことですね(基本的にここの項目のメインテーマが修飾対象になります)。関係代名詞の場合原則直前の名詞にかかります。例えば
What is the surface area of smartphone that users can comfortably use.
この場合関係代名詞thatは直前のsmartphonesを修飾しますね。ではこうするとどうなるでしょうか?
What is the shape of a smartphone that minimizes manufacturing costs?
今回も場合thatをa smartphoneに引っ掛けると意味が若干変になりますね。コストを下げられるshapeを考察していますのでthatは直前のsmartphoneではなくthe shapeをreferしなければいけません。例えばSCの場合
A: What is the shape of smartphones that minimizes manufacturing costs?
B: What is the shape of smartphones that minimize manufacturing costs?
どちらが正しいかを選びなさい。のような問題が出題されます。AもBもgrammar的には正しくminimizes or minimizeからAはthatがthe shapeをreferしており、Bはsmartphoneをreferしていることがわかると思います。この場合判定を行う方法はgrammar knowledgeではなく文脈勝負になりますね。
実際GMAT SCでは関係代名詞は直前の名詞を修飾する等のbasic ruleを上記の例よりもclearに破ってきます。
Apple is designing the best shape to minimize manufacturing cost, which is very user friendly.
実際のSCの正解とされている例文の構造を真似ながら適当に例文を書きましたがこの場合, whichがreferするものは直前のcostではなくshapeになりますね。繰り返しになり恐縮ですがここに乗せている知識は全て一撃で判定を行える、と記述がないものに関しては知識で押して回答しないようにご注意くださいね。
次いで挿入によるmodifierになります。TOEFL/IELTS Wの点数により現れる傾向のうちの一つがこれですね。TOEFL 100 Level帯の人たちで挿入を扱える人は少数ですが105 Level以上になると割合が増えてくる印象を受けます。
まず文頭での挿入です。現実世界の例文での頻度は少ないですがSCでは文を複雑化させるために度々登場します。
A hard worker and diligent student, Tom completed the project.
Tomの前にcommaがplaceされており A hard worker and diligent studentという句が挿入されている形になりますね。文頭の挿入は原則直ぐ後ろのword、今回であればTomをreferしています。
A hard worker and diligent student, the project was completed by Tom.
と順序を入れ替えると明らかに、え?となりますよね。但し直後をreferするかどうかは関係代名詞同様に原則ruleになりますのでflexibleに対応してください。もちろん挿入ですのでnon-essentialという意味が暗示されます。
では a hard worker and diligent studentの句を文中に挿入してみます。そうすると
Tom, a hard worker and diligent student, completed the project.
となりますね。これは
Tom, who is a hard worker and diligent student, completed the project.
と全く同意義です。優劣は私の感覚では無いと思いますがwhoを落とすということはrefer対象が若干unclearになりますので何をreferするかがclearな場合は上を、若干怪しい場合は下を使うと良いかな?と思います。Essay等で利用したい場合、英語があまり得意で無いとすると下の方が無難です。
最後に文末に挿入をすると
The project was completed by Tom, a hard worker and diligent student.
となりますね。まとめると文頭挿入の場合は直後の名詞を。文中の場合はcommaで挟まれ直前の名詞を。文末の場合はcommaとperiodで挟まれ直前の名詞をそれぞれreferします。但し全て原則、になりますのでSCではこのruleはbreakされる可能性がありますのでご注意ください。
次いで日本文法で言うところの分詞構文も出題されます。Ing typeの分詞構文から説明します。
文頭startのingは分詞構文、と言うよりも文頭挿入のimageの方が強いですかね。例えば例を出すと
Emitting a lot of CO2, car manufactures are constructing a lot of cars per day.
分詞構文です!と言う説明よりはEmitting a lot of CO2が挿入句となり直後のcar manufacturesを修飾していると言う説明の方が正確でしょう。したがって
Emitting a lot of CO2, a lot of cars are being constructed by car manufactures.
とするとmake senseしません。多くの車はたくさんのCO2を排出しながらcar manufacturesに製造されている。と言う意味になりますのでgrammar的に…ではなく意味的にdistortionが起きます。このような主語を入れ替えることにより修飾対象を選択肢中で変化させる問題が頻出です。もちろんgrammar的なapproachで判断することは困難ですね。例えば
Emitting a lot of CO2, a lot of cars, which are constructed by car manufactures, are running all over the world.
と例文を書き換えると今回はたくさんのCO2を排出しながら車は走っている、と言う意味になりますので正解になりますね。
文頭Vingはほぼ100%主語にVを引っ掛けてmake senseするかどうかの判断になりますので比較的判断がしやすいといえばしやすいと思います。割と問題になってくるのは末尾のVingになります。それもcommaがVingの前にplaceされた場合は厄介です。
Commaが無い場合。分詞として(合っていますかね?)functionしますのでVingは原則直前の名詞に引っかかります。一応例文を載せておくと
A lot of cars running all over the world are constructed by car manufactures emitting a lot of CO2.
Runningはcarを、emittingはmanufactureをそれぞれ修飾していますね。但しCommaなしVingも原則直前の名詞ですので関係代名詞等と同様に修飾対象がjumpする場合がありますのでご注意ください。
次いで厄介になる場合がVingの前にcommaがplaceされる場合です。
A lot of cars, which are constructed by car manufactures, are running all over the world, emitting a lot of CO2
I enjoyed a detective movie in which a murder killed a lot of innocent people, poisoning their water bottles.
どちらも正解です。, Vingの場合修飾対象がunclearになります。上の場合emittingはcarにかかる一方で下の場合はpoisoningはa murderをreferしていますね。, VingになるとSCの場合圧倒的に全文の主語をreferする場合が多くなる一方で厳密に〇〇をreferしなければいけない、と言うgrammar上のruleは存在しなくなりますのでこの点unclearになります。もちろん主語ではなく目的語を修飾している場合等も存在しますのでcase by caseで文脈判断を行なっていくことになります。
繰り返しにはなりますが圧倒的に多数になるのは主語をreferするtypeでVingから始まる分詞構文の前後を入れ替えたイメージを持っていただくことが良いと思います。但し形式的に入れ替えることはできませんのでご注意ください。例えば
Breaking her arm, Mary fell down on the road.
Mary fell down on the road, breaking her arm.
形式的にVingの位置を入れ替えていますが上は意味的に変ですね。今回の場合下のsentenceの意味はMaryは転んで結果腕を怪我した、となりますが上の場合は怪我をしながら転んだ、と言う意味になりますので明らかにawkwardになります。こちらも短絡的にgrammar approachによって判断はできませんのでcase by caseの文脈勝負になります。
次いでEd系ですね。Ed系統の分詞構文ですがVingの受動versionで使い方自体は全く同じように利用します。
Caused by CO2 emission, global warming has damaged a lot of coral reefs.
この場合caused byはcommaで挿入されており原則直後の名詞、主語であるglobal warmingをreferしますね。このlinkingをbreakさせると
Caused by CO2 emission, a lot of coral reefs have been damaged by global warming.
のようになりますがこれはcoral reefsがCO2 emissionによってcouasedされた、という意味になりますので誤りになります。実際にSCでもこのような問題は出題されますので押さえておきましょう(比較的低レベル帯のrangeの問題にはなりますが)。Ed系の場合も分詞構文と言うよりは単なる挿入による修飾と認識いただいた方が良いでしょう。この句をひっくり返すと
A lot of coral reefs have been damaged by global warming, caused by CO2 emission.
となりますね。commaがplaceされているのでcaused by以下はnon-essentialかつruleにfollowして直前の名詞であるglobal warmingに引っかかります。但し, Ving 同様にcoral reefをreferすることも可能になりますが今回の場合coral reefを修飾対象と判定すると意味が通じませんので直前のglobal warmingをreferしているのだろう、と言う判断を行うことになります。
若干余談にはなりますがSCではなくEssayやWritingで利用する場合。Unclearに利用すると減点されますので, Ving and , Edは相当上級テクニックになりますね。実際TOEFL100 levelのWriting sampleにおいて正しく利用されているものには中々お目にかかれません。
Quantity
Quantityによる問題は50問程度解けば1回は遭遇すると思います。大方狙われる項目としては
Much, Many, Few, Little, More, Less, Greater, High, Low等ですかね。
多くのものは加算or不可算名詞によって使い分けされます。
Many/ few/fewer/ number of/ numerous etc…は可算名詞に対して利用しますね。
Much/ little/ less/ least/ amount of/ great etc…は不可算に対して利用します。
これらすべての単語は何らかの量を表現する際に利用しますね。上段と下段での判断基準はcountable/uncountableで行うことができますが、ではless VS lowerと言われるとちょっと難しいと思います。以下どちらが正確か判定できますか?
Japanese educational level is less than that of USA.
Japanese educational level is lower than that of USA.
今回の例の場合はlessではなくlowerですね。理由としてはEducational levelと言うconceptは量ではないからになります。High/Lowの場合その修飾対象が高い/低いと言えるかどうかに集約されますがMore/Lessと非常に混同されがちですのでご注意ください。これらの判定はcountable or uncountableかどうか、では行えない場合があります。
もう一点補足させて頂くとMore/Lessの場合は副詞としてfunctionできますのでverbを修飾する事が可能です。
Quantity系統で厄介になってくるのが修飾対象のcountable/uncountable判定になると思います。覚えた方が良いか?と言われると、このような問題が出題されると言うことを認識しておけばよく時間をかけて覚える必要はないと思います。私の場合は覚えてはいません。
Wordiness and Action
頻出度としてはtop levelになります。SCにおける重要度もNo2です。問題のレベルが上がれば上るほど重要性が増す傾向にありますね。10問中8-9問程度の頻度で利用します。そしてGMAT takerの方達には悲報になると思いますが極めて大きくbaseの英語力に非常に強く依存します。
Wordinessとはその言葉の通りWordyかどうか、つまりどの程度端的に表現できているかどうか、と言う判定を行います(多くの方はWで意識したことはないと思いますが非常に重要な項目になります)。難しい点としてはやはりgrammar的なapproachを取る事が難しい、と言う点になりますね。非常にわかり易い例としては下記の例文でしょう。
There are a lot of stores that periodically sell products that are new on a regular basis.
Grammar自体はcorrectかと思います。但し非常にwordyです。どの程度簡略化させられますか?
左から順にcorrectしていくとまずthere areは不要です。利用しなくても表現できますね。
A lot of stores periodically sell products that are new on a regular basis.
とすればthere areを取り除いてstoresの後のthatも取り除く事が可能です。
A lot of stores periodically sell new products.
こうすると原文と比較するとword #は半分程度に減少しましたね。that are newの関係代名詞は明らかに不要で、endのon a regular basisもperiodicallyの副詞one wordのみをplaceすればpriodicallyと同じ意味を表していますので削除しても原文の意味を歪めることはありませんね。
There are a lot of stores that periodically sell products that are new on a regular basis.
こうされるとかなりWordyだな、と感じる方がいると思いますが
A lot of stores periodically sell new products.
こうされるとその違和感を取り除ける方が多いでしょう。
意味が重複する場合 or 取り除いて原文の意味が損なわれない場合それらのword or phraseは取り除いてしまった方がbetterだ、と言う判定をします。GMAT SCレベルでも明らかに…と言う問題が散見されますのでこのレベル帯であれば対応可能ではあるかな?と思います。非常に重要な注意点としては短ければ良い、と言うわけではなりません。理由は後述するactionが非常に英語表現には大きく影響するからなのですが迷った際に短いものをpickすると平均してだいたい正答率は50%程度まで落ち込みます。特に問題の難易度が高くなるにつれてその傾向は顕著に出ます。
以下Salon内にて説明させて頂きます。