こちらはlectureと言うよりは付録程度に眺めておくと良い項目の説明をさせて頂きます。

Wordiness

Wordinessの作り方ですが極めて限定的です。
問題のレベルが高くなってくるにしたがってAction VS Wordinessの項目の重要性が増してきますがSCにおいて比較的低 levelのrangeにおいて特に散見されるようなwordyな文章の作り方はパターンが非常に限定的です。
GMATにおいては限定的、と言うよりは英語のgrammar的に有限になると言う方が正しいかと思います。2点のみですね。

1点目がRepeatになります。Lectureの方でも簡単に触れさせて頂きましたが同じ意味のwordsをrepeatさせるとwordyと言う判定をします。

An important essential ingredient of a hamburger is meat.
ImportantとEssentialは同じ意味になりますのでimportantが不要

A necessary requirement for applying to many colleges is the autobiographical essay.
NecessaryとRequirementは同じ意味なので不要

He rapidly descended down the steps.
He sprinted down the steps.

rapidly descendedを動詞1 wordで圧縮。

Repeat系の場合原則同じ意味をなすwordは不要なので削除すれば良いです。下に行くほど難易度が高いでしょう。3つ目は完全なrepeatでは無いですが単語を取り除いて圧縮されていますね。
必ずしも隣り合って現れるわけではなく例えば

The student continued to take on TOEFL exam repeatedly.
のように離れる場合もありますのでご注意ください。

2点目が同一の意味で長くさせる方法ですね。これも無限にはありません。

There are a lot of Japanese students who are struggling with the score making on TOEFL examination.
A lot of Japanese students are struggling with the score making on TOEFL examination.
1点目が存在文のthere is/there are表現ですね。存在文を使った瞬間にthere is/areでSVを作り出してしまいますのでwordyの元になります。

At the party, there were forty guests who got dressed up in Halloween costumes.
Forty costumed guests attended the Halloween party.
関係代名詞もSVを不必要に作り出してしまいますのでwordyになり得ます。今回であればwho got dressed…を分詞を利用すれば取り除くことができますね。

It is thought that monkey is an ancestor for human by scientists.
Scientists think that monkey is an ancestor for human.
It… that系統の構文もwordyになりがちですね。

There is/that who/It…thatは全て節を作り出してしまうためwordyになり得ますね。ただしこれら3つが正解であることも多々ありますのでご注意ください。

最後がBeingですね。一部の予備校でSCではbeingがあれば切れ、と教わっている方がいらっしゃいますがbeingがあるから切る、と言う根拠はありません(基本的に理由なしに〇〇が正解不正解はNGです)。Beingはwordyになりがちですがもちろん含まれていて正解になることはあり得ます。

The difficulty from there being cultural difference was the most important lesson for the foreigners.
明らかにfrom there being cultural differenceはawkwardですね。無理やり存在文を句に変換しているのでこのようなことになっています(実際このような選択肢はSCで出題されます)。しかし

One card will be repeatedly removed without being replaced with another.
このbeingは問題ありません。他のカードとreplaceされることなしに、という意味をなしますのでno problemですね。

これは明らかに無いでしょう?と言うbeingが混ざっていることが多々ありますのでSCにおいてbeingはsuspiciousではありますが、beingが出たら切る、のようにsuperficialな知識でapproachをしないように気をつけてくださいね。特に進行的なニュアンスを表現している場合と今回のように受動的な意味合いを表現している場合は正解になる確率が高まります。

Idiom

Not only A, but also BのA とBはparallel formatを揃えないとダメですよと言うような知識と言うよりは理解よりのidiomと、大学受験を彷彿とさせるような
allowはallow A to Bと使うよね?でもconsiderはconsider A to Bとは言わないよね?と言うように我々がimageするthe idiomのような類のものも出題されます。

どのように対策/準備をすれば良いですか?と言う質問に対するanswerはidiomのlistは掲載させますが眺めておけばよく覚える必要は無いと思います。と言うのもここのidiom listも他のidiom listも原則そのほとんどが新しい-古いOGの問題を元に作っている為(と思います)本番のquestion poolsからのlist or 予想では作っておりません。そのような理由でもちろん覚えるor眺めておけば予備校等でも扱われるあらゆるOGのprep問題では効果を発揮すると思いますが(そららの問題から作っているので当たり前ですが)、本番どの程度威力があるかはかなりsuspiciousです。私個人的には皆さん漏れなくprepを行なっていくと思いますのでその時に確認をしていく程度で十分でしょう。

最低限の演習を終えた後に確認。気になるidiomがあれば数個程度pickしておいてトイレにでも貼っておく程度でokかと思います。Idiom系の問題はかなり文法 and 知識よりの問題であり、このような問題は2020年現時点のGMACからは好まれてはいないので本番5回受けて数回遭遇するかどうか、程度かと思います。

比較

比較形のみ独立させます。比較はgrammarなのかIdiomなのか微妙な立ち位置ですがIdiom扱いでも問題ないでしょう。比較の基本的grammarの説明はここでは行いませんのでご了承ください。

  • A V 比較級 than B
    I bought the more expensive car than he did.
    More… thanですね。比較級… asは誤りです。もう一点めはthanは接続詞でも前置詞でもどちらでも可です。
  • A V as… as B
    We have as many oranges as the you bought yesterday.
    As…Asも同様に出題されます。so…as/ as…than等as…asのformatを崩した上で出題されることが大半です。2つ目のas後はsentenceでもnon-sentenceでもどちらでもokです。
  • A V X times as…as B
    We have 5 times as many oranges as the you bought yesterday.
    こうすると同じくらいではなく5倍の意味になりますね。
  • A is to B what C is to D
    Water is to fish what air is to animals.
    これはgrammarよりはIdiom感が出ていますね。本番遭遇率は極めて0に近いですが(練習で数百解いて1つ見かけるかどうか程度の割合になると思います)知りません、はまずいので抑えておいてください。Analogyを表現するgrammarで左側A to Bと右側C to Dのrelationshipがイコールのような認識を持つと良いでしょう。

Parallel

Parallel系のIdiomです。あまりIdiomっぽい訳ではないのですが。Parallelの概念のみ抑えておけば問題なく対処できますので暗記等は不要でしょう。

  • Both X and Y
  • Either X or Y
  • Not X but Y
  • Neither X nor Y
  • X rather than Y
  • Not(only) X but (also) Y
  • From X to Y.
  • Between X and Y
  • Distinguish X from Y
  • Distinguish between X and Y
  • Estimate X to be Y
  • View X as Y
  • Whether X or Y

Listingをし始めると膨大数になります(かつ覚える訳ではないのでほとんど無意味ですね)ので上記程度紹介しておけば十分でしょう。簡単にSummaryすると、とにかくなんらかのword or phraseが何らかの対応関係を持つときそれぞれのformatを可能な限り揃えて表現すれば良い、と言うことですね。Fake表現で例えば

  • Both A as well as B
  • Between A among B

等形を変えた選択肢を見ることが有りますがこれらはTOEFL100程度の英語力を所有しているLevelであれば違和感を覚えると思いますので問題なく切り捨てられると思います。このような問題は問題levelが非常に低いので本番ではほとんど見かけることは有りませんので覚える必要はないでしょう。

一点だけnot onlyはこの中では比較的頻出かつ最もparalle sensitiveですのでpickさせて頂きます。

  1. By the age 3, not only he could walk by himself, but also express himself.
  2. By the age 3, he could not only walk by himself, but he could also express himself.
  3. By the age 3, he  not only could walk by himself, but also express himself.
  4. By the age 3, not only he could walk by himself, but also he could express himself.
  5. By the age 3, he could not only walk by himself, but also express himself.
  6. By the age 3, he  not only could walk by himself, but also could express himself.

上記の1-3は誤り。4-6は正解になります。何故かわかりますか?

1. By the age 3, not only he could walk by himself, but also express himself.
一つ目ですがnot only SVですのでbut also SVとparallelが取られていませんね。正解は#4のformatになります。

2. By the age 3, he could not only walk by himself, but he could also express himself.
こちらの場合 could not only Vですので could but also Vとparallelをさせないとformatが崩れてしまいます。#5の場合この点綺麗に並べられています。

3. By the age 3, he not only could walk by himself, but also express himself.
not only couldと来ていますのでbut also couldと並べないといけません。#6はこの点綺麗にformatされています。

Parallel系の場合上記の#1-#6の例の様に徹底的にformatが揃えられているものをpickしていけば正解になります。これはGMAT 文法と言うよりも単純に綺麗に並べられていた方が文として美しくかつ読み易い感じがしますよね!?
これらのparallelはGMAT SCのbeginnersは難しい、と感じるかもしれませんがOG等で2-300 questions解けばみなさん問題なく対応できるようになりますのでParallel系は脅威になりませんのでご安心を。これらの知識は英語力は比較的受けにくいので最低限演習のみすれば問題はなくなると思います。

Diction

Idiomと呼ばれて連想するものはこちらになると思います。

  • Consider that/ Consider A B
  • Account for
  • Associate with
  • Attribute to
  • Credit with
  • Sacrifice for
  • Estimate to
  • etc…

前置詞とのcombinationが殆どを占めますが上記のようなtypeをidiomと連想すると思います。どうすれば良いか?原則一生懸命になって覚える必要性はないですね。
理由の1点目が(繰り返しになりますが)これらのlistは参考書等から抜粋されているものを元にしているため実際のquestion poolを元に作っているわけではありません。予備校等で配布される/扱う問題では覚えたものが役に立つような問題が選ばれていますのでやるとできるようになるな、と錯覚しますが実際殆ど本番では役に立たないでしょう。
2点目がこれも繰り返しになりますが出題される問題の割合が非常に少ないです。受験生のように学生で勉強することが本業。一日中勉強できるます、と言う環境ではないと思うのでinvestment returnが得難いものへの投資は極力控えた方が良いと思います。
3点目が英語力が高い方はidiomを覚えていなくても潰せてしまう方が多いと思います。例えばRule A to Bとは言わないな。Indicate aboutではなくIndicate thatだな。Conisder A to BではなくてConsiderはthatでしょ。等ですね。英語力が高い=自然な英語に触れている量が多いので、特別対策をしなくとも障害にはならないことがほとんどかと思います。

問題解説の際にlectureしますが、Idiom系の8-90%は知らなくても潰すことができますのでアドバイスとしてはみなさん数百題程度はSCの問題演習を行うと思いますので、その中で怪しいものがあればlistしていく。本番受験1ヶ月前にprep等を行ってみて失点原因の一つがidiom、となった場合に限り覚えることに時間投資をされると良いと思います。例年idiomが足を引っ張る、と言う方を見かけませんのでidiom memorizationへ時間投資をする余裕があるのであれば他へその時間を回した方がbetterかと思います。

投稿者 K and M

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