日本でイメージされるadmissionは完全にスコア偏重ですね。
私の場合2年生に成り立ての頃、スコアとGPAに主眼を置いていた際に教授から、足切り作業が終わった後は即no-box行きだよ、と言われてショックを受けました…
AdmissionにおいてTOEFL/GMAT/GRE等のスコアばかりに気を取られがちですが、多くの大学院programにおいてresume/CVはスコア同等以上に重要です。
MBAが一番良い例ですがresearch/non-research programに関わらずapplicantsのbackgroundは超重要視されています。
例えば日本で研究positionを探す場合や転職活動を探す場合、出身大学やその他のスコア(SPIなど?)は初期段階のscreeningで利用されることが多いと思いますがそれらを重視して採用/不採用が決定されることは、特にcompetitive positionに置いてはほとんど無いと思います。Experience/achivement/personalityが最終的な判断材料になる場合が多いと思います(間違っていたら教えてください)。
欧米の大学院、resume/CVの提出 or なんらかのexperienceをrequireしているprogramの場合スコア以上に重要になるのはbackgroundになります。この点日本式のadmissionとは大きく異なりますので背景として理解しておくと良いでしょう(信頼できない場合はcampus visit等で聞いてみると良いでしょう)。
自己のメインのbackgroundをspeakするのはessayやletterではなくResume/CVになります。非常に重要なmaterialにはなりますが内容を変えることは基本的にできませんのでessayのように大きく時間が取られるわけではありません。
しかし上記の理由で極めて重要なものになりますのである程度の時間を投下して早めに作成してしまった方が良いでしょう。
書き方
ResumeやCVの書き方ですが厳密にformatが定められていません。したがって書き手によって随分と書き方に差がでます。
Formatはresume templateとググれば山程でてくると思います。企業パンフレット等のように気合いを入れて作り込むほど時間に余裕が無いと思いますので正直どれでも良いでしょう。
例えば、ですが上記のものを原則埋めていくのみでもokです。細かい点の書き方はここで細かく説明するよりはresume/sampleどgoogleをいただいてそちらを真似ていただきながら書いてしまう方が良いと思います。
Achievementはlisting formatをされる方が多いです。Sentenceにする必要は無いのでperiodは不要。Listingのさせ方ですが主語を落として、…した…したと動詞の過去形からstartさせて並べていくのが最も書きやすいと思います(下添付のnative resumeを参考ください)。
作成アドバイス
ではquality improvementを行う方法を説明させていただく前に下記二つを見比べていただければと思います。
一つは過去の生徒がnative counselorと作成したもの。こちらは内容が判別できないように強いmosaicを掛けていますのでご了承ください。
もう一つ目はgoogleして出てきたnativeのものになります(実際の人のものかどうかはわかりませんが)。
Source: https://career.virginia.edu/resumes/creating-your-resume/resume-samples
分量
上記二つで圧倒的に異なるのは文字数です。モザイクがあるかどうかではなく圧倒的に下のresumeの方が読む気がすると思います。Essay説明の際にこちらで説明させていただきましたが全く同じことがResume/CVにも当てはまります。Presentationでも文字まみれのスライドを見たら読む気力が削がれますね。CV/Resumeの場合も同様です。一つ目のsampleは文字まみれで読む気力が削がれます。おそらく全部を丁寧に読んでもらえることは無いでしょう。
ResumeやCVもEssayと同様に字数は多ければ多いほどマイナス評価を受けます(読んでもらえない確率をあげる事になります)。この点日本人の方が作成したresumeはかなり冗長なものが多いのでお気をつけください。
基本的には短ければ短いほど良いほどqualityが上がるという認識を持っていただいて正解です。但し短くして内容を少なくすことが良いわけでは無いので短くしようとすればするほど、それと比例して短い表現中に内容を圧縮する事になりますので作成難易度は高まります。上記のnative sampleよりも短いものも沢山でてきますが、目安としてはこれの80%-120%程度の字数に収まるように作成すると良いでしょう。
内容
内容としてはExperience BaseよりもAchievement Baseの方が高評価を受けます。可能な限りどのような実績があるのかをHighlithgtすることが大原則です。
例えばResearch Paperを書いたことがある(卒論など)実験を行ったことがある、はExperienceなので非常に弱いです。何処かしらでArticle or Oral presentationで発表していなければachievementとしてはcountされません。
Professional Backgroundの場合はactionよりもactionの結果を書いていくと良いでしょう。
例えば〇〇に貢献したで/〇〇において交渉をしたではなく、〇〇に貢献した結果/〇〇と交渉をした結果どうなったかをメインに据えて書くとAhievementになりますのでbetterになります。当然交渉した結果失敗に終わった場合は交渉したことがある、という経験を書く事になりますがこの場合achievement baseで書かれているresumeと比較するとweakerになります。
BackgroundによってはAchievement自体が多くなる方は問題ないと思いますが比較的少なくなる方も見受けられます。例えば一つのprojectが半年ー数年かかる場合は当然案件baseでは少なくなると思います。この場合は大きなachivementを据えてsub-categolizeさせると良いでしょう。例えば
〇〇会社買収
- 〇〇を分析した…
- 〇〇と交渉…
- etc…
とAchievementをメインに据えてそのprojectのなかで行ったことをlistingさせると良いでしょう。
もう一点内容の注意事項としてはとにかく具体的に書くことです。
M&Aや営業backgroundの方は非常に行いやすいですが可能な場合は端的に数字を用いて説明をすると簡単に短くかつ具体的に表現することが可能になります。
どの程度Experienceを書くかどうかは、は内容によってcase by caseの判断になります。
ResumeとCVの違いは?
ProgramによってはResume or CVを提出せよ、となっていると思います。例えばMBAの場合ほとんどがresumeになるでしょう。LLMやMPHの場合は半々程度になってくるのではないでしょうか?
Resume VS CVはあまり大きな違いはなく、CVの提出を求めるprogramはresearch or research related programであることが多いです。Research experienceがある方の場合はResearchの経験(出版等)を書くとHalf page程度すぐに埋まってしまいますので1 pageで収めることができなくなります。Resumeの場合は原則1 page以内で可能な限り纏めて作成すること。CVの場合はResumeよりも長いものが許されている(詳細を書く、というよりは説明項目が増える結果長くなってしまう、が正しいです)というイメージを持つと良いでしょう。
大げさになってしまっても良いので〇〇をした結果案件獲得に繋がったのであれば案件を獲得した、とachivement based書くこと。可能な限り具体的にかつ字数を圧縮して作成すること。の2点注意して作成されればokでしょう。
難しい点としては、具体的に描写することと字数を極限まで圧縮させることの2点は相反します。具体的に書こうとすればするほど長くなってしまいますのでResume Qualityに大きく差が出る点としては、圧縮を行いかつ具体的に作成できるかどうかになりますね。