ちなみにこのLeadership Essay. 色々Essayがありますが、手堅く攻める場合は難易度低め。よりhigh qualityを目指す場合は難易度高めになると思います。そもそもhigh qualityを目指す場合どのessayでも難易度高いですがね。Leadership Essayは比較的自由度が高めのEssayなのでPersonal Statement同様applicants間で差が出し易かったりします。
SOP式にLeader ship essayを書く場合。Essayに時間を投下させることによって大きな差は出にくくなります。というのもSOP式で作成される場合どのように自分はleadershipを取ったのか?という説明をEssayで行うことになりますね。Clarityに差は出せるかもしれませんが、実際に中核になるであろうその例に依存してしまう側面が強くなりますので、Leadership Essayではbackgroundが強い人が勝者になり弱い人がbehindするという構図を崩すことが難しくなります。描写の仕方等に可変部分の猶予はあると思いますが、SOP式の場合7-8割は元々持っているエッセイネタ自体が影響を与えてしまうでしょう。大き構図を見ると、私はYYYにおいてXXXのようにleadershipを発揮しました。という説明のformatに帰着するはずですのでYYYおよびXXXの部分が占める割合は非常に大きくなってしまいます。
注意点
SOP式でanswerする場合注意点が推薦状との兼ね合いですかね。Leadership Essayを求めてくる学校は、大体推薦状においてもapplicantsのleadershipに関する質問があることが多いです。仮に直接的に聞かれてなくても記載されるべきです(特に自分である程度controlできる方も多いですしね)。
厄介になることが、推薦状に記載されるleadershipの経験は通常自己の中で最も大きい内容が記載されると思いますし、そうあるべきです。多くの場合その大きいleadership experienceがleadership essayの中核に据えられるcaseが多いため、もしこれが起きると内容が被ってくるはずで、SOP式のformatを取ると同じようなことをrepeatする事になり枠を有効活用できなくなる事が難点ですが、単純なSOP式の場合はやむを得ないでしょう。という理由でSOP Leadershipは基本的にrecommendしません。推薦状と住み分けできる場合はまだokですかねぇ。ただしそれでもSOP leadershipで作成される方が多いと思いますので一応adviceは出しておきます。
Case 1
Harvard Kennedy Schoolのお題が
LEADERSHIP EXPERIENCE ESSAY
Describe an event or experience in which you exercised a significant decision-making, management, or leadership role. (750 word limit)
設問自体はLeadershipを説明せよ、なのでTHE LEADERSHIP ESSAYになっていますね。エッセイで単にleadershipのみの記載を問いで求めている学校って結構rareで、他にありましたっけ…? Leadership Essay自体はMBAなんかでも見かけるは見かけますが、質問自体が単にleadershipを述べよ、というモノは無かった、ようなあったような…
SOP式にまとめ上げる場合、特別に練り上げることはなく自己appealをclearに行うことになります。
Kennedy Schoolがやたら長いことを除いて、majorityは300 words程度、長くて4-500 words程度が相場になると思います。Personal Statementがmainで最長。Leadership Essayは比較的sub的な位置づけなものが多いので若干短めのものが多いですね。
一応Kennedy君は750 wordsですがこれは別格に長いので、一旦3-400程度を想定します。
構成 (about 300-400 words)
400 words程度想定ですが500 wordsを越えていなければ原則workすると思います。500 wordsを越す単純leadership essayの提出を求められている場合は、完全にSOP式の場合厳しい側面が出てくると思います。
完全に固定、とまではいきませんが4-5 paragraphs構成が良いと思います。
1st paragraph
開幕Thesisにabout 10%-20割いてください。これで1 paragraph消化。Thesisの1 paragraphで30-80 words程度になりますかね。80はちょっと長すぎる気もします。当然ものによりますのでその辺りは臨機応変に。
2nd paragraph
1st bodyがここですね。100-120 words程度が相場になると思います。2nd paragraphは原則background系統に使います。大学院のprogramの場合ほとんどの方がprofessional系統のleadership experienceを元に組み立てると思いますので、突っ込んだ内容に入ってくる前に背景説明が必須です。
SOP leadershipの場合自分がどのようにleadershipを発揮したか?をclearに説明すれば良いわけです。自分の強みやユニークな面を強調…ということを良く聞きますが、最大に強調すべきはleadershipの強さ、なのでそちらにfocusをおくべきですかね。大体自己の最大のexperienceを持ってこれば自分のbackgroundを最大にhaighlightできる内容になる事が多いですかね。
こちらで単純背景説明はNGと説明させて頂いてある通り単純背景説明は避けてください。原則(あくまで原則ですよ)focusを当てるべき側面は2つです。
一つ目が重要性です。というよりもそもそも私leadership高いです!と自己評価するのか他者評価を受けるのか、の違いしかありませんので、clarityを追求するとかなり似通ったformatになってしまう事が避けられません (だから良いわけではないのですが)。
夕食の献立決定でitiniateを取ったと書いても全くstrongにはなりません。理由は簡単で事例がショボイからです。SOP式はネタに依存しすぎる、というのがもっともでそもそもどれだけ重要なproject/eventでinitiateを取ったのか?というネタ自体が持っているpowerが大きすぎます。可変部分である書き方でpossibleなdecorationは2nd paragraphのbackground部分の描写において、単なる背景説明ではなくどのように重要なproejct or eventであったのか?という側面をhighlightさせた上で描写するとmuch betterになります。Topic SentenceはXXXはYYYのように重要だ、みたいな感じになるでしょう。こうすると単なるflatな(ダラダラする)構成を回避できます。
もう一つのapproachが重要性をhighlightするのではなくadversityをhighlightするstrategyを取ってください。献立決定でinitiateを取ったところで相手にされない理由はちょろいからです。これが仮に難易度が非常に高い作業だったと仮定すると強いleadershipを持っている事のsupportとして良く機能する事になります。この場合2nd paragraphのTSはXXXprojectのadversityはYYYであった。のような感じに帰着されると思います。
significance and adversityのどちらも強調すれば良さそうにも見えますが字数の関係で400程度は無いと厳しくなりますので300 wordsの場合はどちらかにfocusされた方が良いですかね。もちろん内容自体が複雑なのか?simpleなのかで割かなければいけない字数は異なりますのでcase by caseでjudgeする事にはなると思います。中途半端な結果に終わるのであればどちらかに絞って丁寧に描写された方が良いでしょう。
3rd paragraph
2nd bodyがここにきます。100-150 words程度が相場になるでしょう。SOP式の場合Leadership Essayの中核を担うのがここにきます。2nd paragraphで重要性 or adversityを描写を行う理由がここの3rd bodyの内容を単に伝える為ではなく、強調したいからですね。
TSはXXXのようにLeadershipを発揮してYYYのような成果をあげた。これで完璧です。
書くべき内容は3つで
- どのようにleadershipを発揮したのか
- なぜそのような行動がbestな判断だと思ったのか
- その結果もたらされた成果
この3点を可能な限り具体的に描写してください。ここまで上手に組まれているとすると書き方の部分の優劣は具体性に依存しますのでね。
4th paragraph
字数で相談で作成いただければ良いでしょう。ここはconclusionなのでthesisを簡潔にrephraseさせればokです。
構成 about 200-300 words
1st paragraph
Introduction and Thesisで1st paragraphですかね。200 words程度のshort essayの場合開幕Thesisからstartさせる字数に余裕がなくなってきますので簡単なbackgroundの状況説明:ProjectやEventがどのようなものであったのか?の説明をした上でbriefにroleとresultを描写することでthesis developという構成がいいと思います。thesisは1st paragraphの最後に描写してください。これで50-150 words。
Backgroundの描写は3-400 words versionと同様に重要性/adversityにfocusをおいて頂けると良いでしょう。
2nd paragraph
ここがメインでここでlast paragraphになるでしょう。字数がなさ過ぎるので。
残りの字数を全部吐き出して3-400 同様にaction/decision making process/resultsの3 aspectsをhighlightしてください。
まとめ
良くleadership essayでadversity描写を求めているものも見かけると思いますが、出題意図としては単にadversityを描写すれば良いというわけではなくleadership highlightに使ってね。という事ですね。そのようなrequirementがなくても描写していただいた方が単なるflatなbaclgroundの説明よりも良いですから。
超重要なので一応再度説明しますが、Leadershipがある。というappealは仮に推薦状の内容が良く書けていると仮定すると酷似してくる結果になります。どちらかの内容の書き方等が違っている場合、どちらかのqualityがworseという事になるので敢えてlow qualityなformatへズラす意味はないですよね。特にある程度推薦状をcontrolできる場合、あえて推薦状の内容を悪くするというstrategyは全くの無意味なので他者評価である推薦状にappealを全部突っ込みます。これができていると仮定するとSOP式のleadership essayの価値はほとんどない事になりますのでくれぐれもご理解を。ただし本来の推薦状はapplicantsが全く関与できないのでそのような場合はbackupとして自己作成させる、という戦略を敢えて取る場合はokかと思います。上司や教授が作成する場合、実際にどの程度その事例の内容やprocessを把握しているか?どの程度詳細に描写してくれているのかは未知数なので、SOP式の内容を薄くすれば薄くするほどriskが高まります。ただしそのようなあまりqualityが高くはないletterをもらう時点でstrategy mistakeではありますが。
後はワンチャンあり得る場合は推薦状に記載されない内容で書く場合ですかね。ただし他者に書いてもらった内容VS自己申告の内容の場合圧倒的に他者評価の方に重きを置かれますので(自己評価はなんでもでっち上げられますからね)、そもそもleadershipの強さを支えられるほど大きなexampleは全て推薦状に記載すべきです。
よって総括すると志望動機書の場合、具体的な志望動機書を持っている場合は敢えてSOP式で作成するstrategyはありですが、Leadershipの場合やはりSOP leadership formatはrecommendできませんね。Letterをimproveさせましょう。
Case 2
上記のように単純にleadership経験を聞いてくるprogramは私の記憶ではかなりrareで、大概は以下のようにextra要素がくっついていると思います。
Case 2 Kellogg MBA
Kellogg’s purpose is to educate, equip and inspire brave leaders who create lasting value. Provide a recent example where you have demonstrated leadership and created value. What challenges did you face and what did you learn?
Kelloggの場合上記の構成でwhat did you learn?の部分がextraで付与されていますね。こうなってくると組み方が一律にはなってきませんので一概には難しいですが、あまり労力を書けない場合は。
Thesis
Background
Challenge
Role and Result
Learning (conclusion)
の合計5 paragraphが一応目安にはなるかなぁ?と思いますがよりhigh qualityを目指したい場合は内容と相談してcase by caseになってしまう側面はあるでしょうね。ただし上記と同じ理由でこのSOP式Leadership Essayはrisk hedgeの目的では機能しうりますがstrongにはならないでしょう。
How Differentiate?
Differentiateしたい場合。テンプレ構成を大きく崩す事になり数万words描写が必要になりますので詳細は保留。かつdifferentiateさせたい場合は(SOPを崩す場合)信頼できるmentorをつけた方が良いです。暴走する恐れがありますので。
Kellogg’s purpose is to educate, equip and inspire brave leaders who create lasting value. Provide a recent example where you have demonstrated leadership and created value. What challenges did you face and what did you learn?
ちょっとKelloggを拝借しますが、このleadership essayでSOP式で作成させる場合黄色を中心に組み立てる事になります。上の例でも青はconclusion付近に出現するだけですので。
ではなんで青がくっついているの?と言われるとですね。SOP式のEssayが求められていない可能性が高いからです。Salonで究極的に突き詰めていく場合、どのようなEssayでも何らかの重要性を軸に据えて議論を展開していく事になる、と説明させていただいおりますが差別化を狙って尖らせにいく場合は重要になるのは黄色ではなく青です。黄色の部分を説明しにいくのではなく青をsupportするために黄色の部分を例として格下げさせます。エッセイネタ自体何でも良いよ、という理由はその為でqualityを追求させる場合、background勝負をleadership essayでは行ってはいけません。
青がEssayの軸に当たりますのでここをどのように落とし込んでくるのか?どのような構成でどのようにargumentを展開するのか?は完全にcase by caseで非常にindividual colorが出ますのでgeneral adviceはできませぬ。強いて言うなら良くessayを勉強してください。そもそも理解ができていないと手が出せませんので。
Kennedy Schoolの場合も同様に、700wordsもexampleを永遠と説明していると間違いなくダレますので青い部分に該当する何か?を良く考えてそして構成を練り上げる必要がありますがこれは非常に労力を伴いますのでEssayに労力を割かない場合はSOP式で逃げることをrecommendしておきます。
Differentiationを狙う場合は最低半年は用意いただいた方が良いですぞ…私でも頭を悩ませるほど難しいのでね。